老朽化するソープランドの建物が孕む危険性

ソープランドの店舗は、どのお店も非日常的な空間を演出していて、特に高級店になるとその豪華さには圧倒されることも少なくありません。
しかし、そんなソープランドが抱えている悩みというものがあります。
それが「建物自体の古さ」というもので、実は全てのソープランドが抱える共通の悩みでもあります。

◆ ソープランドの建物は全て老朽化している

現在日本全国で営業しているソープランドの建物というのは、価格帯を問わずほぼ例外無く全店が老朽化しています。
高級店などではそれを感じさせないような豪華な内装をしていますが、よく目を凝らして見てみると、結構隠しきれない老朽化が見えてきます。
それをうまく誤魔化すというのもお店側のテクニックというものですが、低価格帯だと最早隠す気すら皆無というお店もあります。

どうしてこんなに老朽化しているのかというと、これは法律によって建て替えやリフォームが出来なくなっているからです。
お店側がどうにかしたいと思っていても、それを国が許していないわけで、泣く泣く古い建物で営業するしかないと言うわけです。
特に吉原や福原といった古くから営業している所では顕著であり、様々な問題も起きています。

◆ 老朽化した建物の危険性

老朽化した建物は、様々な危険性を孕んでいます。
まず、言われているのが耐震性の問題。
現在使われているソープランドの建物は、ほとんどが昭和に建てられたものです。
その頃と現在では耐震基準がほぼ別物で、近年頻発している大地震が起きた時、耐えきれずに建物が倒壊する可能性が高いです。
南海トラフや関東大震災が近いとされている吉原では、ソープ嬢もひやひやしながら接客をしています。

次に防火設備の問題。
現在では火災が発生した時も初期消火が出来るように様々な防火設備を設置することが義務付けられています。
しかし、昔の基準では設置しなくても良かったり、構造的に設置出来なかったりということで、現行の基準を満たさないまま営業しているお店も多いです。
2017年12月に起きた大宮のソープランド火災は、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。

最後に構造的な部分。
壁の中に埋まっている電気配線の老朽化や通路の幅による避難経路の確保、階段の位置など、構造的にどうしようもない部分も危険です。
お店では手が出せない部分で、こちらも危険を認識しながらも使わざるを得ない状況です。

登記上で見れば築100年の物件もそろそろ登場するソープランド業界。
建物が古く危険なのは確かですが、客として利用する60分~120分程度の間でトラブルに遭う可能性というのは高くはありません。
ある程度折り合いをつけて、避難経路などは確認しつつ利用するというのが、安心して楽しむ方法ではないでしょうか。